2024年10月からの郵便料金の改定に伴い、年賀状をどうしようかと考える季節です。
この機会に今回から年賀状を廃止してメールやSNSでの挨拶で済ませる、という方も多いのではと思います。
私は封書を郵送するときはレターパックライトを使っています。
自宅の近所に郵便局があり、窓口にてレターパックライトの専用封筒を適宜購入しています。
50gまで110円の定形郵便物より高額ですが、以下の理由によりレターパックライトの方が価値があると判断しています。
・速達並みの郵便日数で、土日祝日も配達すること。今や定形郵便物や定形外郵便物は速達にしない限り、市内宛は平日で2日、市外宛は平日で4日はかかります。間に土日祝日を挟めば、カレンダー上は一週間はかかると見込むことになりますが、レターパックライトは曜日に関係なく早く届きます。
・郵便追跡サービスに対応していること。今や郵便サービスは宛先に届いて当たり前ではなく、郵便局員が故意に廃棄したというニュースを見聞きする時代です。自分が送った封書が無事に送られたか追跡できなければ安心できません。
・相手に直接手渡すレターパックプラスより、郵便受けに配達して配送完了するレターパックライトの方が、結果的に相手が文書を早く受け取る可能性が高いこと。今の時代、郵便が届くのを人が待機して待っていられるほど余裕がある生活をしているのは少数派でしょう。日中帯に郵便受けに配達してもらって、夜遅くに帰宅して郵便受けに入っている文書を見るという形の方が、結果的にレターパックプラスより早く文書を見てもらえる可能性が高いです。
・レターパックライトの専用封筒が厚紙でできていて、封入する文書が折れ曲がりにくいこと。今や世の中の書類の大半はA4サイズだと思いますが、そのサイズの書類を折り曲げずに封入できて封筒自体も頑丈であるため、書類の汚損を防げます。
なお上記の写真にあるレターパックライトの封筒は2024年10月からの郵便料金の改定以前に購入したもので、現時点では370円→430円の差額60円分の切手を追加で貼らなければ使えません。
幸い我が家には、過去の年度で余った年賀はがきを郵便局の窓口で交換して入手した切手があるので、それで60円分を使って封筒を活用することにします。
なお「郵便はハガキと茶封筒しか使ったことがなくて他に何があるのか知らない」という方は郵便局のウェブサイトで、郵便局の提供するサービスを見比べることをおすすめします。
各サービスを知れば知るほど、ハガキと茶封筒は使う選択肢には残らなくなります。
個人的には損害賠償サービスに当たる書留は、サービスとしての価値は薄れているのではと思います。
今の時代、大抵の書類は電子データを印刷して若干の手書きや押印で出来上がるものが多く、簡単に再作成ができます。
郵便追跡して宛先に届かなかった場合、再作成と再送すれば済むので、書留のオプション料金を払うより安上がりなのではと思います。